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トロフィーシリーズ スプレーガン 困ったときには

 

現象1 - パターン上部または下部が太い

イラスト-パターン上部または下部が太い

原因
  1. スプレーパターンが小さくなる
  2. フルイドチップの上部か下部に異物が付着
  3. キャップと(または)チップシートの汚れ
対処法
  1. 洗浄してください。非金属のピンで詰まりを取り除いてください
  2. 洗浄してください。
  3. 洗浄してください。

 

現象2 - パターン右側または左側が太い

イラスト-パターン右側または左側が太い

原因
  1. 右側か左側のホーンホールの詰まり
  2. フルイドチップの上部か下部に異物が付着
対処法
  1. 洗浄してください。非金属のピンで詰まりを取り除いてください
  2. 洗浄してください

■上部、下部、右側、左側のパターンが太い場合の処置方法

  1. 異物がエアキャップまたはフルイドチップにあるようであれば、まずこのままでスプレーパターンをとります。エアキャップを半回転させスプレーパターンをとります。 不良部分が逆になったら異物はエアキャップにあります。
  2. 不良部分が逆にならなかった場合、フルイドチップに異物があります。フルイドチップのエッジの粗さをチェックします。 #600サンドペーパー(ウエットまたはドライ)で取り除きます。
  3. 開口部の中の乾いた塗料をチェックします。溶剤で洗浄して取り除きます。

 

現象3 - パターン中心部が太い

イラスト-パターン中心部が太い

原因
  1. 霧化エアに対して塗料流量が多い
  2. エアキャップ設定流量を越した流量
  3. 幅調整バルブの調整が低すぎる
  4. 霧化エア圧が低くすぎる
  5. 塗料が濃すぎる
対処法
  1. エア圧力と塗料流量を調整してください。幅調整バルブでスプレーパターンの幅を広げてください
  2. 塗料を薄めるか流量を減らしてください
  3. 調整してください
  4. 圧力を上げてください
  5. 適切な濃度に薄めてください

 

現象4 - スプレーパターンが分かれる

イラスト-スプレーパターンが分かれる

原因
  1. 霧化エア圧が高すぎる
  2. 塗料流量が少ない
  3. 幅調整バルブの調整が高すぎる
対処法
  1. 圧力を下げてください
  2. 塗料流量を増やしてください
  3. 調整してください

 

現象5 - スプレーパターンのふらつき

イラスト-スプレーパターンのふらつき

原因
  1. フルイドチップ/シートの緩みまたはキズ
  2. 塗料が残量が少ない
  3. 容器が傾きすぎている
  4. 塗料通路に異物がある
  5. フルイドニードルパッキンナットの乾燥または緩み
対処法
  1. フルイドチップ/シートを締め付ける、または交換してください
  2. 塗料を追加してください
  3. 水平にしてください
  4. 溶剤で取り除いてください
  5. 潤滑または増し締めしてください

 

現象6 - ラウンドスプレーができない

原因
  1. 幅調整バルブのシート不良
  2. エアキャップのリテイニングリングの緩み
対処法
  1. 洗浄または交換してください
  2. 増し締めしてください

 

現象7 - スプレーができない

原因
  1. ガンにエアが来ていない
  2. 塗料ニードルの調整ネジが十分開いていない
対処法
  1. エア供給、ラインをチェックしてください。ガンのエア通路をブローしてください
  2. 塗料ニードルの調整ネジを開いてください

 

現象8 - スプレーパターンが小さくなる

原因
  1. 塗料流量が不十分
  2. 霧化エア圧が低い
対処法
  1. フルイド調整ネジを戻すまたは大きいチップサイズに替えてください
  2. エア圧を上げ、ガンの調整をしてください

 

現象9 - 過度なオーバースプレー

原因
  1. 霧化エア圧が高すぎる
  2. 非塗物からガンが遠すぎる
  3. 不適正なガンの動き(ガン振り、速い動き)
対処法
  1. 圧力を下げてください
  2. 適切な距離に調整してください
  3. 適度な速さ、非塗物と並行な動きにしてください

 

現象10 - 過剰な霧化

原因
  1. シンナーが多いまたは速乾性のシンナーを使っている
  2. 霧化エア(圧力)の多すぎ
対処法
  1. 適切にシンナーを混合してください
  2. エア圧力を下げてください

 

現象11 - ドライスプレー

原因
  1. エア圧力が高すぎる
  2. 非塗物面からガンチップが遠すぎる
  3. ガンの動きが速すぎる
  4. ガン調整の不備
対処法
  1. エア圧力を下げてください
  2. 適切な間隔に調整してください
  3. ガンの動きを遅くしてください
  4. ガン調整してください

 

現象12 - パッキンナットからの塗料漏れ

原因
  1. パッキンナットの緩み
  2. パッキンの摩耗または乾燥
対処法
  1. 増し締めしてください。ニードルを締め付け過ぎないようにしてください
  2. 交換または潤滑してください

 

現象13 - ガン先端からの塗料漏れ

原因
  1. パッキンナットの締めすぎ
  2. パッキンの乾燥
  3. フルイドチップまたはニードルの摩耗、キズ
  4. チップに異物の詰まり
  5. フルイドニードルバネの破損
  6. ニードルとチップのサイズ違い
対処法
  1. パッキンナットを調整してください
  2. パッキンを潤滑してください
  3. チップとニードルを交換してください
  4. チップを洗浄してください
  5. フルイドニードルバを交換してください
  6. ニードルとチップを交換してください

 

現象14 - 塗料流れ、したたり

原因
  1. 過多な塗料流量
  2. 塗料が薄すぎる
  3. ガンが傾き過ぎているまたはガンの動きが遅すぎる
対処法
  1. 調整または塗料流量を下げてください
  2. 適正に調合してください
  3. ガンを非塗物と直角にしてください。適正なガン操作をしてください
  4.  

    現象15 - 塗布面流動前に塗料が乾燥し、薄くざらざら

    原因
    1. 塗布面からガンが遠すぎる
    2. エア圧力が高すぎる
    3. 不適切なシンナーを使用
    対処法
    1. 距離をチェックしてください。通常約200mm
    2. エア圧力を下げ、スプレーパターンをチェックしてください
    3. 塗料メーカーの調合方法に従ってください
    4.  

      現象16 - ゆず肌現象の発生

      原因
      1. ガンが塗布面に近すぎる
      2. 塗料流量が多く霧化が粗悪になる
      3. エア圧力が低すぎる
      4. 不適切なシンナーを使用
      5. 塗料の混合が不適切
      6. 塗布面が粗い、汚い、オイルが付いている
      対処法
      1. 距離をチェックしてください。通常約200mm
      2. 塗料メーカーの調合方法に従ってください
      3. エア圧力を上げるまたは塗料流量を下げてください
      4. 塗料メーカーの調合方法に従ってください
      5. 塗料メーカーの調合方法に従ってください
      6. 塗布面を滑らかできれいにしてください

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