MX 高粘度塗料用ポンプ 困ったときには
- 現象1 - モータが動かない
- 現象2 - ポンプは動作するが、大きな脈動がある
- 現象3 - ロッドシールパッキンから漏れがある
- 現象4 - 少量しか吐出されない、ポンプが早く動く(空打ち)もしくは、ガン吐出を止めてもポンプが停止(停止:30秒間の内に1ストロークしてはならない)しない
- 現象5 - エアが液体に混入している
現象1 - モータが動かない
原因
- エアが供給されない
- エアピストンシールが摩耗している
- パイロットバルブアッセンブリーが動作不能
- メインエアバルブが動作不能
- QEバルブの不良
対処法
- エアと流体供給ボールバルブと供給ホースを確認してください
- ピストンシールを交換してください
- 不良または汚れたパイロットバルブは交換または清掃してください
- エアーバルブをチェックし洗浄または交換してください
- ポンプが停止状態でないときに一定の排気が出ていないか確認してください。排気が出続けている場合はQEカップを確認し問題あれば交換してください
現象2 - ポンプは動作するが、大きな脈動がある
原因
- ピストンシールが摩耗している
- シャフトシールが摩耗・損傷している
- 排気バルブが破損している
- パイロットバルブが破損している
- 排気が制限されている
対処法
- ピストンシールを交換してください
- シャフトベアリング/シールハウジングを交換してください
- 清掃/点検し、必要に応じて交換してください
- 清掃/点検し、必要に応じて交換してください
- 清掃/点検し、必要に応じて交換してください
現象3 - ロッドシールパッキンから漏れがある
原因
- パッキンシールに摩耗やダメージがある
- ロッドが破損している
対処法
- ポンプを停止し、すべての材料の圧力を緩和します。
シャフトをクランプパッキンの抵抗が感じられるまで、グランドナットを 締めます。締めすぎない様注意してください
溶剤カップを確認し、潤滑剤を常に満たすようにします - ロッドを交換してください
現象4 - 少量しか吐出されない、ポンプが早く動く(空打ち)もしくは、ガン吐出を止めてもポンプが停止(停止:30秒間の内に1ストロークしてはならない)しない
原因
- ゴミ物がボールとシートの間に挟まっている
- 磨耗またはボール/シートの損傷
- ボトムロッドシールが摩耗
対処法
- 塗料カスなどを除去しポンプを清掃し、ポンプにダメージが無いかを確認してください
- 摩耗をチェックし、ボールとシートを交換してください
- シールを交換してください
現象5 - エアが液体に混入している
原因
吸込側のジョイントが緩い
対処法
点検して、金具を再シールしてください