ランズバーグの創始者Mr.Ransburgは、いかに静電塗装を発明したのでしょう。

Mr.Ransburg

ハロルド・P・ランズバーグ氏は、1931年(昭和6年)、父親の会社を手伝うために大学を離れました。当時は大不況の時代で、大学を離れたことも家業維持のためには必要なことだったのです。ランズバーグ氏に与えられた仕事は、クッキージャーのスプレー・ペインティングでした。そこでランズバーグ氏は、ばい煙の電気集塵現象の実験を見る機会に遭遇。この原理をスプレー塗装にも応用できないはずはないと考えたのです。早速このアイデアを実兄のグレッグ・ランズバーグに相談。グレッグ氏は、友人でIndianaUniversityで実験助手をしていたハリー・グリーン氏をランズバーグ氏に紹介し、二人で塗料のスプレーミストの静電捕集法に関して実験を開始したのです。

研究を始めた時に使用した高電圧発生装置はX線用のもので、35ドルを投げ打って購入したエピソードもあります。

そして遂に開発に成功。後にNo.1プロセス(いわゆるグリッド方式)と名付けられた方式が完成したのです。時代は折しも第二次世界大戦が勃発しており、ランズバーグ氏の開発した方式は、バズーガ砲や弾薬箱の塗装に引っ張りだこになったのです。終戦時までに数多くの工場にNo.1プロセス・スプレーユニットを設置しました。

そして終戦。すべての工業が混乱していた時代、ランズバーグ氏は研究・開発に没頭し、1948年(昭和23年)頃に、新しい静電塗装機のアイデアを思い付き、No.2プロセスを完成させました。

 

Mr.Ransburg

No.2プロセス・ベル型自動静電塗装機が最初に設置されたのは1951年(昭和26年)のことであり、1953年にはNo.2プロセス・レシプロケータ式ディスク型静電塗装機が誕生。No.2プロセス・ハンドガンは1958年に実用化されました。その後は常に静電塗装のリーディングカンパニーとして、世界のあらゆる国々で高い評価を受けているのは皆様もご存知の通りだと思います。

 

 

 

 

ディスクシステム   ガンシステム   ベルシステム
お問い合わせ